こんにちは!Apple信者のiOSエンジニアです。
2019年9月7日、丸の内を揺るがす大きなニュースがありましたね。
そう、Apple丸の内の新規開店です。
実は僕も、このApple丸の内のオープンイベントに並びました。
そして僕が並んだのは、先頭集団ではなくだいぶ後ろの方。
大手メディアさんや偉大なブロガーさんたちによって、行列の先頭集団の様子は世の中にたくさん広まっていますよね。
でも反対に、後ろの方に並んだ人の体験談はそんなに聞いたことがありません。
そこで後ろの方に並んだ僕ならではの視点から、Apple丸の内オープンの様子をご紹介しますね。
今は世の中的に、どこかに並んだり集まったりすることは難しいですよね。
でもいつか、皆で元気にAppleStoreに並べるような世の中になるように祈る気持ちも込めて。
僕が並んだときに感じた喜びや現場の様子、配られたノベルティの実物、さらにはそのときに感じた注意点などをお伝えしていきますね。
Apple丸の内オープンイベントの概要
まず最初に、軽くApple丸の内についてお伝えしていきますね。
Apple丸の内とは
Apple丸の内は、2019年9月7日にオープンした国内にある10つのAppleStoreの代表格となる旗艦店です。
東京駅からほど近い場所にあり、東京駅の「丸の内南口」から出るとその建物がもうすぐそこに見えるほど。
店内面積も日本国内AppleStoreの中で最大規模。
他地域から東京都への玄関口である東京駅にAppleStoreができたことは、僕の地元の青森県など「AppleStoreがない地域」の人からしても嬉しいことかもしれません。
僕がApple丸の内のオープンに並んだ理由
僕がApple丸の内のオープンに並んだ理由は、ちょうど当時、時間に融通の効く仕事をしていたからです。
以前はサービス業で土日のお休みを取るのが難しく、また高校生まで地元の青森県に住んでいたため、朝早くAppleStoreのオープンに並ぶということができませんでした。
それでも「いつかはAppleStoreに並んでみたいなぁ」という気持ちはずっとあり、しかもオープンの際に記念品が配られることももはや恒例ですよね。
Apple丸の内がオープンした2019年9月には仕事も一段落したタイミングであり、お休みも取れた。
しかも奥さんが朝に強いため、ありがたいことに無理やり朝早くに起こしてもらって、念願のAppleStoreのオープンに並ぶことができました。
Apple丸の内オープンのときの行列
Apple丸の内のオープンは、午前10時。
僕は1時間半ほど早く到着しようと思い、8:30ころに東京駅に到着しました。
それでももう行列はかなり長く伸びていて、Apple丸の内が見えないほど。
僕が到着した8:30には、この画像の赤線で示している部分がすべて行列でした。
行列を管理?している警備員さんに案内されて、Apple丸の内から行列の最後尾まで歩いたのですが、早歩きでも5分ほどかかったと記憶しています。
それくらい長い行列ができていたわけですね。
やはりAppleStoreのオープンというのは、Appleファンの方にとって特別な行事のひとつ。
おそらく前夜から並んでいる方もおられたでしょうし、当日組の間にももっと早く早朝には行列に加わった方もいるようでした。
Apple丸の内のオープンの体験を時系列で順番に振り返る
では実際に行列に並び始めてオープンまでの間に経験した出来事を、時系列に沿ってお伝えしていきましょう。
【8:30〜】並び始め
並び始めてすぐは、特になにか目立った動きはありませんでした。
ただひっきりなしに、行列の最後尾にどんどんと人が加わっていきます。
行列はどんどん伸びていくため、僕が並び始めて30分も経たないうちに、振り返ってみても最後尾がどこなのかわからなくなったほど。
また並び始めて30分ほどは、運良く日陰エリアにいることができました。
9月と言ってもまだまだ気温は暑く、もっと早く来ていた組(Apple丸の内の建物に近いところに並んでいる方々)は日陰がないので、大変そうだなぁと思った記憶があります。
【9:00〜10:00】我慢の時間
8:30からの30分間は、あまり大変ではありませんでした。
並び始めた興奮やわくわくがあり、しかもまだ気温も低かったため、純粋に楽しめた。
しかし時刻が9時をまわったあたりから、同じ場所にずっと立っていることに少しずつ苦痛を感じ始めます。
まただんだんと日も出てくるため、日陰といえどジリジリと気温は上昇していく。
「ここからさらに1時間待ち続ける」というふうに考えると、余計に待ち時間が長く感じられるのかもしれませんね。
Apple Storeのスタッフさんがお水をくれる
たださすがはApple、暑いなぁと思い始めたそのタイミングくらいで、AppleStoreのスタッフさんが台車を押しながらやってきて。
そして並んでいる僕たち一人ひとりに、ペットボトルの水を配ってくれました。
新店舗開店前のいちばん忙しい時間帯のはずなのに、手厚いご配慮には感動しました。
写真撮影の同意書に署名
並んでいるときには、写真撮影の同意書へのサインも行いました。
「ストアオープンの様子を公式サイトで公開する際に、お顔が映っても大丈夫ですか?」という内容に署名を行う必要があるのだそう。
並んでいるのはAppleファンの方がほとんどでしょうから、同意書へのサインは滞りなく行われていた様子でした。
僕が待ち時間にやったこと
ちなみに僕は待ち時間にもなるべくモチベーションとテンションを上げておきたかったため、読んでいる途中だったティム・クックの伝記本を読みつつ待つことにしました。
ちなみに僕の前後に並んでいた方はいずれもお友だちと一緒だったため、暇を持て余して一人で本を読む僕は少しだけ浮いていたかもしれません。
また朝ごはんを食べてこなかったため、ここでおにぎりを一つ食べました。
【10:00〜】Apple丸の内オープン
いよいよ10時になりました。Apple丸の内のオープンです。
店舗の前に並んでいる方々からは「うおおおおお!」「いぇぇぇぇぇい!!」みたいな歓声が上がり、AppleStoreのスタッフさんが僕らの行列に沿って走ってきて、一人ひとりにハイタッチをしてくれました。
AppleStoreの開店が盛り上がることは聞いていましたが、想像以上でした。
驚きながらもワクワクが大きくなります。
しかし!
開店1時間半前の8:30から並んだ僕の位置では、まだまだ店舗に入店することはできません。
おそらく一度の入店人数には限りがあり、順番に入っていくスタイルなのかなぁと感じました。
【10:15〜】入店
じわじわと列が進み、いよいよ入店できたのは10:15頃。
もっと待つかなぁと思っていたのですが、意外にも列の進みが早く、すんなり入店できました。
なお入店の際にも入り口にはAppleStoreの従業員の方たちでアーチが出来ており、スタッフの方とこれでもかとハイタッチ。
そしてアーチの最後の方にいるスタッフの方から、Apple丸の内オープンのノベルティを手渡しでいただきました。
出来たばかりのAppleStoreに入るという体験は、なかなかできないもの。
写真を取ったりキョロキョロしたりしながら、お店を満喫しました。
【10:15〜】店内散策
店内でも写真を撮影したので、ご紹介していきますね。
入店直後の様子
これは入店直後の様子です。
大手メディアさんなどではオープン直後のカンファレンスなど閑散とした様子が取り上げられることも多いですが、僕は後ろの方に並んだのでもうだいぶ混んでいました。
当時、週末のApple銀座などかなり混雑していたと思うのですが、それをさらに2倍にしたような人口密度でした。
iPhone & HomePodコーナー
iPhoneとHomePodのコーナーです。
普段HomePod miniを使っているので、こうしてみると初代HomePodは大きいですね。
吹き抜けの様子 from 2階
2階に上がって、吹き抜けからさっきまでいた1階を見下ろしてみました。
皆さん写真を撮ったり椅子にかけたりと満喫していました。
四角いブロックのような椅子はわかるのですが、あのまんまるのボールのようなものも椅子なのでしょうか。
Apple丸の内の2階から見た東京駅
これはApple丸の内の2階にあるAppleロゴのちょうど真裏くらいの位置ですね。
ここから外を眺めると、東京駅がかなり近い位置にあるのがわかります。
東京駅からApple丸の内までは、こんなに近いんだねというのがわかる写真ですね。
Apple Watchコーナー
Apple Watchコーナーに来ました。
当時の新色バンドが華やか。
AppleStoreっぽい、ガラス張りでの展示です。
Macコーナー
Macコーナーです。
壁紙が丸の内仕様に統一されていますね。
家電量販店などでは見られない光景ですし、まさにAppleStoreのオープンならではの仕様ですね。
フィットネスコーナー
僕が地味に感動したのは、このフィットネスコーナーでした。
当時はAppleStoreにしばらく行っていなかったので、でかでかと壁に刻印されているApple Watchのフィットネスのロゴがとても印象深かったです。
大きなApple Watchを見ているようでした。
iPhoneコーナー
おなじみiPhoneコーナーです。
やはりApple丸の内でも、いちばん賑わう店内の交差点のような場所にiPhoneたちが並んでいました。
アクセサリコーナー
アクセサリーコーナーです。
オープン直後ということもあり、休日で混んでいるのに全部あるという珍しい状況でした。
僕はこの日お買い物をしていないのですが、せっかくだから普段は在庫切れで買えないようなものを何か買っておけばよかったなぁと今になって思います。
【10:45】退店
ドキドキワクワクの店内散策を終えて退店したのは、10:45頃だったでしょうか。
お店を一周できたこと、それぞれの製品コーナーを眺められたこと、なおやはりお店の中に人がかなり多かったことで、そこまで長居することなくお店を出ました。
時間にして30分にも満たなかったかもしれませんが、Appleの新店舗に一足早くお邪魔できて、素晴らしい体験でしたよ。
Apple丸の内オープンで配布された記念品
ここからは実際に僕が並んでその日に受け取ったノベルティを、ご紹介していきます。
記念品の中身紹介
記念品は、エンボス加工された化粧箱に入れられています。
Apple信者としてはこの化粧箱だけで満足できてしまうくらい、とてもきれいなロゴ加工ですよね。
中身はステッカー、ピンバッジ、エコバッグとなっています。
個人的にいちばんテンションが上がったのは、このピンバッジ。
こちらはマグネットで装着するものになっています。
なかなかもったいなくてバッジをつけたりエコバッグを使ったりはできていませんが、とても大切なAppleグッズの一つです。
また期間限定で、Apple丸の内のMac用・iPhone用などの壁紙も配布されていました。
僕はMacBook Airを丸の内仕様にしてみました。
どれくらいから並べば記念品をゲットできる?
AppleStoreの際に配られるノベルティは、非常に数が少ないと言われています。
ちなみに直近でいえば、2022年のお正月に配られた招き虎のAirTagでさえ、2万個が配布されています。
しかしAppleStoreオープンのノベルティとなると、それよりもかなり少なくなる印象です。
配布数が公表されているわけではないので僕の主観ですが、僕がお店を後にした11時前くらいにはもう配布が終了していたように思います。
そのため用意数としては、1000〜1500個くらいだったのではないでしょうか。
僕は1時間半前に並んで10:15頃に入店しノベルティをゲット、そのあとチラチラと入り口のあたりを見ていたのですが、僕が入店した十数分後にもまだノベルティが配布されていた印象。
なのでオープンの2時間〜1時間前くらい前に並び始めれば、高い確率でノベルティをゲットできるのではないかなぁと思います。
もし並ぶことがあれば、せっかくなので少し早起きしてノベルティをゲットしてみてくださいね。
経験者は語る!AppleStoreオープンに並ぶ際に気をつけること
では、実際に僕がApple丸の内のオープンに並んだときの経験から、AppleStoreオープンに並ぶ際に気をつけるべきことをご紹介していきましょう。
一人で並ぶ人はお手洗い注意
まずAppleの行列に並ぶ際に気をつけるべきことは、お手洗いです。
オープンの行列はとても長く、またノベルティを狙うと待ち時間も長くなります。
誰かと一緒であれば良いのですが、途中で長い間列を抜けるのは不安もあるかと思いますので、お一人で並ばれる際にはお手洗いを済ませておきましょう。
またAppleStoreの行列にいる方は皆親切な方ばかりだと思うので、もしお手洗いが危なくなったらダメ元で前後の方に声をかけてみるのも一手かもしれません。
夜型の人は食べ物必須
Appleのオープンは午前10時あたりになることが多いので、行列には朝早くから並び始めることが多いです。
なので、普段朝ごはんを食べる習慣がない方は、周囲に迷惑をかけずに食べられる軽食など持参すると良いでしょう。
僕もそうだったのですが、当日朝が早すぎて朝ごはんを食べずに並ぶと、ちょうどオープン直前のあたりでお腹が空いてきます。
外の気温が暑いor寒いときには、空腹だと体調も心配ですよね。
また念願のAppleStoreへの入店を果たした際に、お腹が空きすぎて集中できない、というのはもったいないでしょう。
なにかササッと食べられるものを持っていくのがおすすめです。
テンションの上がる本など持っていこう
特に僕のようにオープン行列の後ろの方に並ぶことになったら、テンションの維持がとても大切です。
なぜなら行列の後ろの方からは、開店間近のAppleStoreが見えないからです。
僕のようにぼーっとしていると、退屈になってきて到着したときの熱量を保てないかも知れません。
なので、たとえばスティーブ・ジョブズの映画やジョニー・アイブの伝記など。
Apple関連のコンテンツを持っていくのがおすすめですよ。
ちなみに僕はティム・クックの自伝を読みながら、「あぁ…クックさんたちの的確なオペレーションのおかげで、早朝のAppleStoreにも最新の製品がたくさん並ぶんだなぁ…」などと浸りながら待っていました。
じっと待っているのに比べたら、とても良い時間でしたね。
周囲を見るときの目線に注意
僕だけかもしれませんが、AppleStoreのオープンを待っているときには視線に注意しましょう。
というのは、Appleの行列に加わる方は熱心なAppleファンの方がほとんど。
なので周囲の方が身につけているグッズに、思わず目が行ってしまいます。
僕は人見知りなので、なかなか話しかけることは難しい。それなのにじっと見ていると、変な人だと思われてしまいますよね。
ちなみに僕が並んだ場所の近くには、WWDCのTシャツを着ている方や、AppleParkで限定販売されているトートバッグを持っている方がいました。
尊敬の眼差しで見つめるくらいならたぶん許してくれると思うのですが、長い間目を奪われ過ぎないように注意しましょう。
さいごに
この記事では、AppleStoreに並んだ記録をお伝えしてきました。
僕なりに感じたおおよその時間感覚や注意点、ノベルティの実物や数感など、これから並ぶ方の参考になれば嬉しく思います。
なによりもいつの日か世の中に活気が戻り、また皆で元気にAppleStoreのオープンに並べますように!
心から祈りながら、この記事の結びとします!