こんにちは!Apple信者のiOSエンジニアです。
先日iPhone 12 miniを手に入れたので、この記事でレビューを行っています。
全人類が待ちわびた「ホームボタンなしのフルスクリーン × 手のひらに収まるスクリーンサイズ」を実現してくれたiPhone 12 miniは、歴史に残るデバイスといっても過言ではないでしょう!
iPhone 12 mini とは
iPhone 12 miniとは、Appleが発明した世界的な大ヒットデバイスiPhoneの第14世代目となるモデルです。
iPhone 12シリーズの中の小型モデルとして登場しました。
フルスクリーンのiPhone、すなわちホームボタンが取り去られたiPhoneXからのシリーズの中では、初の小型モデルとなりました。
手の中にすっぽり収まるのに、最新のフルスクリーンが搭載されている。
そんな端末の登場を待っていた人は多いのではないでしょうか。
iPhone 12 mini のスペック
iPhone 12 miniのスペックについて、ざっくりと以下に示してみました。
iPhone 12 mini | |
発表イベント | Hi,Speed.(Apple Special Event) |
発表日 | 2020/10/14 |
発売日 | 2020/11/13 |
カラーバリエーション | PRODUCT(RED)、ブラック、ホワイト、グリーン、ブルー、パープル |
ストレージ | 64GB、128GB、256GB |
メモリ | 4GB |
価格 | ¥82,280(税込)~ |
Hi,Speed、懐かしいですね。
このイベントでは、HomePod miniなども発表されました。
iPhone 12よりも少し遅れて、iPhone 12 ProとiPhone 12 miniが発売されたんでしたね。
iPhone 12 miniを買った経緯
ではざっくりと、僕がiPhone 12 miniを買った体験についてお話ししますね。
少し話が前後しますが、ことの始まりは2021年の秋のこと。
うちの奥さんが、珍しく新しいiPhoneを欲しがっていました。
今までiPhone XRを大事に使っていたのですが、僕の実母がiPhoneデビューを果たしたり家電量販店に行くたびに僕が新しいiPhoneについて話したりするので、だんだんと「そろそろiPhone買い替えてもいいなぁ」と感じたのだと思います。
うちの奥さんはiPhoneのロック解除をする際のFace IDがあまり好きではなく、また大きすぎる携帯電話もノーサンキューだという人。
また最新デバイスやiPhoneに特段のこだわりがないので、型落ちでもなんでも使いやすいものが良いという感じでした。
そのためTouch IDが搭載されているiPhone SEにするか、仮にFace IDを使うとしてもサッと軽々ポケットから取り出せるiPhoneのminiシリーズのどちらかで迷っていたんですね。
悩んだ末に選んだのは、iPhone 12 mini。
iPhone 13 miniとの違いもそんなになさそうだし、型落ちだからあちこちで安くなってるし、とにかく軽くて取り回しのよい端末が良いよねという感じでした。
ただ当時は、携帯電話各社がiPhone 12 miniのセールを始めていたこともあり、普段使っているキャリアにはiPhone 12 miniの在庫が極めて少ない状態。
携帯電話ショップのHPに張り付いたり実店舗に赴いたりもしてみたのですが、やはり希望のカラーはなかなか入荷せず、しばらく購入は保留になっていました。
そんなこんなで迎えた年末に、iPhone 12 miniがAppleの初売りでディスカウントされることを知りました。
もちろん未開封品やキャリア乗り換えという条件付きで、信じられないほど安く売られているiPhone 12 miniもあるのは事実。
でも2022年のApple初売りでは、iPhone 12シリーズとSEの購入で6,000円分のApple Gift Cardがもらえて、しかもかわいいトラさん(招き虎)の刻印が施されたAirTagも限定配布されるではありませんか!
保留にしていたiPhone 12 miniを購入するのに、こんなに良いタイミングはないと確信し購入にいたりました。
なお2022年のApple初売りについてはこちら「2022年のApple初売りでiPhoneを買ってみた!6,000円分のギフトカードと限定配布の虎AirTagも!」で詳しくご紹介していますので、よろしければチェックしてみてください!
iPhone 12 miniのイメージライブラリ
では早速、iPhone 12 miniの画像をご紹介していきますね。
開封したり並べてみたり
こんな感じで届きました。
Apple好きな方にはおなじみの、バッテリーが封入されていることを示すロゴ。
このロゴを見ただけで心がひりひりするあなたは、敬虔(けいけん)なるApple信者かもしれません。
動かないようにしっかりとビニールで包まれています。
化粧箱自体もビニールで包まれており、このペリペリを剥がすスタイルですね。
最新シリーズでは環境問題への配慮から、このペリペリは廃止されています。
開けてみました!こういった感じで、デバイスの背面ロゴが開封直後に見えるように梱包されています。
ステッカーやSIMピンなど、おなじみの顔ぶれ。ただしアダプタは同梱されていません。
iPhone 12 miniのカメラ部分です。小ぶりなボディに関わらず、ちゃんと2眼カメラがついているのには感動しますね。
他のiPhoneとの画面サイズ比較
まずは、iPhone 6sと画面サイズと高さの比較です。
次に、なつかしのiPhone4と画面サイズと高さの比較です。
iPhone 12 miniはiPhone 4のデザインに先祖返りしていると言われますが、12 miniのほうがだいぶ薄くなっていることがわかりますね。
僕の下手くそな写真でも、やはりiPhone 12 miniは格別にかっこいいですね。
見慣れたフルスクリーンやアプリのUIが小さな筐体の中で躍動する様子は、本当にわくわくぞくぞくします。
手のひらに収まるサイズの中に、電話やブラウザ、iPodや写真などが詰め込まれている…
iPhone 3Gを初めて手にしたときのことを思い出すと言ったら言い過ぎでしょうか。
iPhone 13 miniとどっちがいいの?
先述した通り、2022年1月現在ではiPhone 12 miniは型落ちになっています。
こんなにクールなのにこれより新しいモデルがあるなんて信じられないですが、このminiシリーズは現在ではiPhone 13 miniに受け継がれていますね。
iPhone 13シリーズが発表されたとき、iPhone 12シリーズとあまり差がないように見受けられて、少しがっかりした方も多いのではないでしょうか。
たしかに世間の声の通りに、iPhone 12sのような位置づけだともいえますね。
僕の主張としては、iPhone 12 miniとiPhone 13 miniのどちらが優れているのか、どちらにすべきなのかという明確な答えは無いと思っています。
それよりもiPhoneをどのように使うのか、iPhoneに何を求めるのかによって、iPhone 12 miniにすべきかiPhone 13 miniにすべきかの答えが見えてくるのではないでしょうか。
そこでここから、主な2機種の違いについて取り上げてお話していきますね。
カメラ性能の違い
iPhone 12 miniとiPhone 13 miniを比較する上で最も取り上げられる話題の一つが、このカメラ性能。
iPhone 13シリーズは、カメラ性能が大幅に進化したことでも知られています。
中でもいちばんの違いは、シネマティックモードが搭載されているか否かということ。
シネマティックモードとは、ざっくりいうと映画のような素敵なピント切り替えのためのオートフォーカス機能のことです。
動画撮影をよくするという方にとっては、このシネマティックモードはかなり魅力的な機能なのではないでしょうか。
また、動画だけではありません。
iPhone 12シリーズではProモデルのみの搭載となっていたセンサーシフト式の手ブレ補正機能も、iPhone 13には備わっています。
画質の向上もあり、よくカメラを使うという方にとってはiPhone 13 miniに軍配があがるでしょう。
デザイン面での違い
外観上の違いが乏しいといわれるiPhone 12シリーズとiPhone 13シリーズですが、デザイン面ではかそれなりに変更があります。
まず、カメラ配置の違いです。
iPhone 12 miniは縦に2つカメラが並んでいるのに対し、iPhone 13 miniではカメラが斜めに配置されています。
おそらくこれによって、カメラの使用感が大きく変わるなどということはさすがにないでしょう。
しかしカメラ部というのはケースを着けても露出する部分であり、こだわりがある方にとっては大きなポイントかもしれません。
ちなみにiPhoneの背面の2眼カメラが縦並びになるのは、iPhone 11シリーズからの仕様ですね。
iPhone 13シリーズではカメラが斜め並びになっているので、これが今後、2眼iPhoneのスタンダードになっていくのでしょうか。
またiPhone 13 miniでは、ノッチのサイズが変更になっています。
それ以前のモデルでは、Face IDのカメラシステムの部品サイズが同じなのか、デバイスサイズに関わらずノッチの横幅は変わりません。
つまりは、iPhone 12 miniの小さなスクリーンでも、iPhone 12 Proなど大きい画面サイズの端末とノッチサイズが同じだということ。
下の写真は、iPhone 12 miniとiPhone XRのノッチサイズ比較です。横幅が同じであることがわかりますね。
ノッチが縮小されたことによって、iPhone13シリーズのほうがノッチの画面占有率が低くなっています。これは、人によってはとても気になるポイントかもしれませんね。
バッテリー性能の違い
バッテリーに関しては、iPhone 13 miniのほうが優れています。
Apple公式サイトによれば、ストリーミングの連続ビデオ再生時間はiPhone 12 miniで最大10時間、iPhone 13 miniで最大13時間と表記があります。
ただバッテリーを増量したことによって、iPhone 13 miniは重さと厚さが少しだけ増えている。
iPhone 13 miniの厚みは7.65mm。対してiPhone 12 miniは7.4mmとなっていて、重量はiPhone 12 miniが133g、iPhone 13 miniが140gとなっています。
この0.25mmと7gの差が気にかかるかどうかは人によるところでしょう。
なおiPhone 13 miniの質量がほんの僅かですが増えたことによって、iPhone 12 miniが引き続き、世界最小の5G対応スマートフォンの座を守っているといえますね。
なので、写真にそこまでこだわりがなく、世界最小の5G対応スマートフォンに惹かれる人は、iPhone 12 miniを購入すべきだと僕は思います。
反対に最新デザインが欲しい人や、写真や動画を取る機会が多い方は、iPhone 13 miniが向いているのではないでしょうか。
iPhone 12 miniは人気がない?
iPhone 12 miniは、発売時の前評判がとても良かったデバイスです。
当時は大型スマートフォンの波が来ていて、iPhone SEやiPhone 5のデザインを懐かしむ声もありました。
そんな人々の手によって「フルスクリーンでiPhone 5のようなデザイン」のiPhoneのモック画像もたくさん作られていて、たしかにかっこいいなと思った記憶があります。
しかしいざ蓋を開けてみると、あまり販売成績が芳しくないという噂も聞こえてきていましたよね。
正直「うーん、みんなほしがってたはずなのになぁ」と思いました。
もちろん僕もすぐ飛びつくように購入したわけではないので、そんなことを言う資格はないかもしれないのですが(笑)
ただやはり、小さな端末が欲しい人はiPhone SEに流れていたのではないかなというのが僕個人の見解です。
フルスクリーンとはいえ、iPhone SEとの価格差が結構あったことも販売不振の一因かもしれませんね。
しかし、たくさん売れなかったからと言って、評判が悪かったのかというとそうではないと思います。
実に丁寧に作り込まれていて、古き良きiPhoneと最新技術が交差した、手にした瞬間にわくわくするデバイスであることに変わりはありませんから。
さいごに
この記事では、iPhone 12 miniのレビューや他のiPhoneとの比較を行ってまいりました。
やはりこうして記事を書いているだけでも触りたくなる端末ですね。
今は奥さんのメイン端末なので、そうそう触ることはできないですが(笑)
もしお下がりがきたら、そのときはたくさんiPhone 12 miniをいじったりアプリ開発のデバッグ機として使ったりしようかなと思ってます。
なおiPhoneのminiシリーズは、iPhone 13の世代でおしまいという説も流れていますね。
とても心躍るサイズ感だけに、寂しいですよね。
でも販売終了となれば、初代iPhone SEのようにAppleの歴史にとって重要なデバイスという位置づけになっていくのでしょう。
iPhone 12 miniを手にした感動と興奮を、皆様と分かち合えたことを嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!