iPhoneXRレビュー!Apple信者・iOSエンジニアの両方の目線からメリットを語る!テスト端末におすすめな理由は?

  • 2022年1月5日
  • 2022年2月6日
  • Products
iPhoneXRレビューサムネ

こんにちは!Apple信者のiOSエンジニアです。

この記事では、iPhone XRについてレビューや思い出語りをしています。2018年に発売されたモデルであり決して新しい機種とはいえませんが、手に取りたくなる魅力が詰まったデバイスであることに変わりありません。

なおApple信者の視点からだけでなく、iOSエンジニアの視点からもレビューを行ってみました。アプリ開発をされている方にもイチオシのデバイスかと思いますので、ぜひ最後までお読みいただければ嬉しいです。

この記事が役に立ちそうな人

・中古品やアウトレットなどでiPhone XRの購入を検討している人
・iOSエンジニアで最適なテスト端末を探している人
・iPhone XRの良さに浸りたいApple信者の方

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iPhone XRとは

iPhone XR

iPhone XR(アイフォーン・テンアール)とは、Appleが世に送り出しているiPhoneシリーズの第12世代にあたるモデルです。2018年に、iPhone XS・iPhone XS Maxと一緒に登場しました。

iPhone Xから始まる「ホームボタンなしモデル」の後継機となります。詳しくは後述しますが、カラフルでビビットなカラーバリエーションが話題を集めましたね。

iPhoneシリーズは比較的シンプルなカラー展開が多いので、ひときわ目立ったデバイスだったなぁというふうに覚えています。

カラフルな選択肢が増えたことで、あえてケースを着けずに使っている方もいたのではないでしょうか。

iPhone XRのスペック

iPhone XRのスペックについて、以下の表にざっくりとまとめてみました。

iPhone XR 
発表イベントApple Special Event at Steve Jobs Theater
発表日2018/9/12
発売日2018/10/19
カラーバリエーションPRODUCT(RED)、ホワイト、イエロー、コーラル、ブルー
ストレージ64GB、128GB、256GB
メモリ3GB
価格¥84,800(税別)~

iPhone XS・iPhone XS Maxと比較して「スチューデントモデル」のような位置づけでしたが、本記事執筆時点(2022年)から見ても十分に現役で使えそうなスペックですよね。さすがはApple

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iPhone XRを買った経緯

僕がiPhone XRを購入したのは、2019年のバレンタインデーでした。ほとんど衝動買いのような買い方をした思い出が残っています。

なぜなら2019年2月14日、それまで使っていたiPhone 7をトイレの個室で盛大に落下させてしまうという痛ましい事件が起きたから…

iPhone 7にはそれなりに傷やヒビが入っていたのですが、それも「味のうち」だとそのまま使っていました。

なによりお金に余裕もなかったですし、しばらくiPhone 7を使おうと思っていましたしね。

しかしトイレの個室での落下が、iPhone7の致命傷となってしまった。

画面の左半分が真っ黒になり、うんともすんとも言わなくなり…

しかもタイミングが悪いことに、その後すぐに人と会う予定もあったため、落ち込む背中を奥さんに押されながら携帯電話ショップに駆け込み購入しました。

ずっと使おうと思っていたiPhone 7がやられてしまい、修理する場合にはお代もかなりかさむということで、とてもダウナーな気持ちで購入手続きをしたことを覚えています。

どうせ買うならハイスペックのiPhone XSがほしいと思っていたのですが、予定外の買い物になってしまったこともあり、お財布と相談した結果iPhone XRのイエローを購入しました。

しかしこれが、運命の出会いと呼べるほどよい出会いになりました。

はじめは廉価版だと思っていたiPhone XRは十分すぎるほどかっこよく、十分すぎるほどよく働いてくれて、代えが効かないほどたくさんの良い思い出をくれたから

今はiPhone XRは第一線を勇退し、引き続き僕の手元でアプリ開発の際のテスト端末として第二の人生を送っています。

iPhone XR(イエロー)のイメージライブラリ

では実際に、手元にあるiPhone XRをご紹介していきますね

カラーはイエロー、ストレージは64GBのものを購入しました。お察しの通り、いちばんリーズナブルなものです。

iPhoneXR電源オフ

壁紙もおしゃれですね。カラーに併せて、デフォルト壁紙のベースカラーも変化します。

iPhoneXR箱と本体

背面のビビッドなイエローがいい感じ。ポップで愛らしいです。

iPhone XR箱と背面
iPhoneXR上ぶた開封
iPhoneXR冊子
iPhoneXR冊子どけた図

画面をオンにしてみました。メール件数が多いのはご愛嬌。

iPhoneXR本体取り出し

2018年は、まだアダプタが同梱されていました。USB-Cでないのが懐かしいです。

iPhoneXRアダプタ

こちらバッテリーケースを着けて使用していました。

iPhoneXRバッテリーケース
iPhoneXRバッテリー装着過程1
iPhoneXRバッテリー装着過程2

装着すると、黄色が差し色のようになっておしゃれですね。

iPhoneXRバッテリー装着後
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iPhone 5cとの比較

iPhone XRの話をすると、よく比較されるのがiPhone 5cではないでしょうか。

iPhone 5cとは、Appleが2013年に発売したカラーバリエーションに富んだデバイスのこと。

iPhone 5sとともに発売されましたが、5sには搭載されたホームボタンのTouch IDなどの機能は非搭載であり、事実上の「iPhone 5sの廉価版」という位置づけでした。

価格が安いことやカラフルな筐体が用意されていることがメリットでしたが、マシンの頭脳となるプロセッサは一世代前(iPhone 5世代と同じ)のA6チップを搭載しており、カラフルなiPhone 5という印象が強いモデル

iPhone XRはカラーバリエーションが豊富であることから、このiPhone 5cと比較されることがちょいちょいありましたよね。

しかし、iPhone XRとiPhone 5cは別物だと僕は思います。

iPhone XRは、同世代のフラッグシップモデルであるiPhone XS・iPhone XS Maxと同じA12 Bionicを搭載していたり、背面は上位モデルと同じく磨き上げられたガラスが用いられていたりと、決してただの「iPhone XSの廉価版」ではありません。

もちろん、iPhone 5cは価格面から多くの新規iPhoneユーザを獲得したり、特別なケース(水玉模様のようなケース)が同時に発売されたりと、Appleの歴史を語る上で外せないモデルですよね。

僕は一瞬だけですが、iPhone 5cのホワイトを持っていたことがありますし、ポップで可愛らしくて5cに関してもとても好き。

でもiPhone 5cとiPhone XRはコンセプトからなにから根本的に別物だよ、というのが僕の見解です。

Apple信者から見たiPhone XR

少しだけ先述したとおりに、僕もショップで買ったばかりのときには「iPhone XSの廉価版なのでは?」という思いが拭えませんでした。

iPhone XS・iPhone XS Maxのサイドフレームにはステンレススチールが使われているのに対し、iPhone XRにはアルミニウムが使用されています。

アルミニウムは軽くて頑丈で素晴らしい素材なのですが、iPhone XSと比べるとどうしてもポップすぎるような印象があったのも事実。

しかし、廉価版というには豪華でいたれりつくせり。

プロセッサはiPhone XSシリーズと変わらないですし、人に対してであればポートレートモードも使用できます

なによりフルスクリーンiPhoneデビューがiPhone XRだったので、触れば触るほど「おぉ!これがiPhoneの未来か!」というわくわくした気持ちが何度でも押し寄せるわけです。

僕が購入したイエローはビビットでキラキラしていて、さながら宝石のよう。

なお当時は流行のスマートフォンで「イエロー」のカラーがなかったこともあり、黄色のスマホ=iPhone XRとも思えました

iOSエンジニアから見たiPhone XR

iOSエンジニアとしての目線から見ても、iPhone XRは実に魅力的な端末

どういうことかというと、現在(2022年時点)のiPhoneの画面サイズを見てみるとよくわかります。

iPhoneアプリ開発をする上では、端末の画面サイズごとに併せたレイアウトや、文字サイズ・ロゴサイズの調整などが大切。

シミュレーターで確認することが多いですが、実際の使用を想定して荒っぽく動かしてみたり、手に持った感じを確認するためには、実機にインストールしてみるに越したことはありません。

とはいえ、発売されたすべてのiPhoneを個人が購入するのはなかなかに大変。

そこで、iPhone XRの出番です。

iPhone XRの画面サイズは、Apple公式で6.1インチとなっています。

この6.1インチという画面サイズは、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 13、iPhone 13Proのスクリーンサイズとして引き継がれています

iPhone XRはただのカラフルなモデルではなく、現在のiPhoneのスタンダードモデル、あるいは最新のProモデルのご先祖さまといえるでしょう。

つまりiPhone XRがあれば、2022年時点での比較的新しい端末(Pro Max以外)と同じスクリーンサイズの実機を、手元に用意できるということ。

左:iPhone 13 Pro / 右:iPhone XR

わかりにくくて申し訳ないですが、画面サイズが同じであることがなんとなくわかりますね。

iPhone 13からはノッチの縮小などがありますから、厳密にはすべてが同じではないでしょう。

しかしコストを抑えて最新iPhoneシリーズと同じスクリーンサイズでのデバッグを行えるという点で、iPhone XRはアプリ開発者にとっても嬉しい端末だといえるでしょう。

さいごに

この記事では、iPhone XRについて改めてご紹介してきました。

Apple信者の方はもちろんiOSアプリ開発の場面でも、iPhone XRは温故知新の精神を思い起こさせてくれる端末ですね。

なおiPhone XS/XRくらいから、iPhoneのスペックは大幅に向上しています。

そのため、まだまだ現役で使えるモデルとして重宝しそうです。

皆様もお手元にiPhone XRがあれば、どうか今一度眺め直していただければ幸いです!

思い出が蘇ってきたり、もしもう現役で使っていない場合にも、まだまだ思いがけない用途があるかもしれませんよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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